猫また虐待死か、名護の住宅地で2匹 保護団体が名護署に捜査要請へ


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 【名護】沖縄県名護市の住宅地で21日までに、新たに猫2匹の死骸が発見された。道路で発見されたため、れき死の可能性もあるが、支援団体によると、頭部の損傷の状態から虐待された可能性も否定できないという。

 2匹は支援団体が不妊・去勢手術をして、元の居場所に帰し見守る「さくら猫」だった。保護活動を実施する名護市民のネットワーク「にゃごねっと」(鈴木雅子代表)が発見し通報した。同団体は近く名護署に対し、巡回強化や捜査を求める。

 名護市では8月に市街地で頭部が損傷したり、血を吐いたりした猫の死骸が計4匹発見されたほか、9月2日には頭部に損傷を受けた別の死骸が見つかっている。鈴木代表は「猫の虐待が続き、地域の安全に不安を感じている。大きな事件につながる前に早く犯人を捕まえてほしい」と訴えた。


 

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