学校関係者に新型コロナウイルスの陽性が確認され、8月30日~9月10日までに学級閉鎖などを実施したのは小中学校17校、県立校30校だったことが27日、分かった。同日開かれた県議会一般質問で仲田弘毅氏(沖縄・自民)と西銘啓史郎氏(沖縄・自民)の質問に金城弘昌県教育長が答えた。
小中学校は学級閉鎖が31学級、学年閉鎖が5学年あった。休校はなかった。県立学校は学級閉鎖が45学級、学年閉鎖が5学年、休校が3校だった。
小中高校での新型コロナの集団感染について、新型コロナウイルス対策本部が公表したのは小学校2校16人、中学校2校27人、高校9校78人、校種非公表が1校5人の計14校126人だった。
学校PCR検査事業の実績と対策について、大城玲子保健医療部長によると、9月24日までに687校2万1192人に検査を実施し、陽性が199人で陽性率は0・94%だった。
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