沖縄コロナ感染新たに40人 50人下回るのは7月19日以来(9月28日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は27日、新たに10歳未満から90代の40人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。先週の月曜日より半減した。33日連続で前週の同じ曜日を下回った。1日の新規感染者数が50人を下回るのは7月19日以来。

 確保済みの重症者用病床は20床あり、重症者は6人だった。重症者用病床占有率は30%に下がり、県の警戒レベル判断指標の第3段階(感染流行期)から第2段階(流行警戒期)になった。重症以外も含めたコロナ病床の占有率は48・7%で、第3段階のままだ。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は46・12人まで下がったが、全国的にも減少しているため、全国1位の状況は変わらない。

 年代別の新規感染者は10歳未満8人、10代9人、20代と30代、60代が各4人、40代と50代が各5人、90代1人だった。10代が最多で、小学生9人の感染が確認されている。新規陽性者のうち、感染した人との接触が判明しているのは26人。感染経路の内訳は家庭内23人、施設内、友人・知人、その他が各1人となっている。

 米軍関係は26日に8人、27日に2人の感染報告があった。

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