首里城復興支援で田苑酒造が寄付 目録と原哲夫氏のパネルを贈呈


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内間玄統括監(左)に目録と原哲夫氏のサイン入りパネルを手渡す本坊正文社長=21日、県庁

 田苑酒造(鹿児島県)の本坊正文社長は21日に県庁を訪ね、首里城復興支援金として20万円を贈った。漫画家・原哲夫氏が作画する「花の慶次~雲のかなたに~」とコラボした樽貯蔵麦焼酎「金の慶次」の売り上げの一部と、同酒造からの寄付を含んでいる。

 コラボ商品では、同作の名シーン8種をラベル内側に印刷。うち二つは、同作「琉球編」の主な舞台となった首里城のイラストが描かれている。

 この日県庁で開かれた贈呈式で、本坊社長が県土木建築部の内間玄(たけし)建築都市統括監に目録と原氏のサイン入りパネルを手渡した。

 本坊社長は「(首里城のため)何かできないか模索する中、原先生の賛同もあり企画が実現した。少しでもお役に立てれば」と述べた。

 「金の慶次」は、ディスカウントショップのビッグワン一部店舗で販売している。
 (当銘千絵、写真も)