課題解決へ連帯誓う 経済31団体が合同新年会


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来賓祝辞に拍手を送る県経済界の関係者ら=4日、那覇市の沖縄ハーバービューホテル

 沖縄県内経済31団体の合同新年会が4日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで開かれた。新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮しプログラムを簡素化するなど規模を縮小しての開催となった。出席した県内の経済関係者ら約260人はコロナ禍を乗り越え、県経済の回復に向け連帯することを誓い合った。

 県商工会議所連合会の石嶺伝一郎会長は、2022年について「豊かな県民生活と経済の次なる50年のスタートの年」と強調した。県経済に多大な影響を及ぼしている新型コロナの長期化に加え、22年度の沖縄関係予算が大幅減となったことなどを「厳しい船出」と表現。「山積した課題をみんなで工夫して解決できるよう、共に頑張ろう」と呼び掛けた。 

  (当銘千絵)