沖縄「彩発見キャンペーン」7日から販売停止 利用も厳格化


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 玉城デニー知事は4日の会見で、域内観光需要喚起策「おきなわ彩発見キャンペーン」の第4弾について、7日から県内全域の新規販売を停止すると発表した。県内の直近1週間の新型コロナウイルス感染者数が人口10万人当たり25人以上となり、県の警戒レベルを2に引き上げたことに伴う措置。

 おきなわ観光体験支援事業についても7日から新規販売を停止する。おきなわ彩発見バスツアーは、学校活動などを除き、5日からワクチン接種済み、またはPCR検査の陰性結果の提示が事業の利用条件となる。

 おきなわ彩発見キャンペーンについて、県は新型コロナの感染状況が悪化した際に、状況に応じて3段階の制限基準を設ける考えを示していた。

 制限基準では、第1段階として、人口10万人当たりの新規感染者数が週25人を超えた地域でキャンペーン利用を停止するとしていた。しかし、県全体で人口10万人当たり週25人を超えたことなどから、キャンペーンの新規販売を停止する第2段階の措置となった。

 (小波津智也)