#迷惑メール展 モバイルプリンスの知っとくto得トーク[248]


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モバイルプリンス

 

今月1日~3月18日の「サイバーセキュリティ月間」に合わせ、NTTドコモは今月15日から3月18日まで「#迷惑メール展」を開催しています。「展」と名前がついていますが、実際にどこかの会場で展示会が行われているわけでなく、ハッシュタグを使ったTwitterでのオンラインイベントです。

迷惑メールが大量に送られてくることで、大事なメールを見落としてしまうかもしれませんし、詐欺事件へとつながり個人情報やお金が取られてしまうこともあります。

 

イラスト・小谷茶(コタニティー)

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多くの迷惑メールは、誰かになりすましメールでお金を振り込ませようとしたり、企業や団体になりすましてパスワードを聞き出そうとしたりします。

また「あなたに大金を振り込みたいので、ここから連絡してほしい」と出会い系サイトへ誘導し、そこでメッセージを送るためのポイントを課金させる、少し周りくどい手法を使ってくることもあります。

 

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迷惑メールに引っかからないようにするためには、メールの内容やその先の詐欺の手口などを知ることが大事です。

「#迷惑メール展」のようなイベントでたくさんの人から報告された迷惑メールに目を通し、共通の「型」を知ることが、いつか皆さんを守ってくれるかもしれません【※1】

 

※1 共通の「型」を知ることがいつか皆さんを守ってくれるかもしれません … 感染症の「ワクチン」や、災害における「避難訓練」のように、予習をするイメージです。どれだけ迷惑メールの手口を知っていても、運悪く心当たりのある瞬間(例えば通販で商品を購入し、運送会社からメッセージが来る可能性がある時など)だと、迷惑メールにうっかり引っかかってしまうかもしれません。こうしたタイミングなども意識し、「心当たりはあるが、本物なのか」と警戒する気持ちを最後まで持ちましょう。

 

【プロフィル】

 モバイルプリンス / 島袋コウ スマートフォンアドバイザー、フリーライター。沖縄県サイバー防犯PR大使を務め、スマホやインターネットの活動講座を学校などで実施。本連載をまとめた著書「しくじりから学ぶ13歳からのスマホルール」(旬報社)も発売中。

http://smartphoneokoku.net/