「ちむどんどん」で沖縄活性化 朝ドラ開始に合わせて実行委発足 食や文化、魅力を発信


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「ちむどんどん沖縄実行委員会」発足をアピールする関係者ら=11日、那覇市のオキナワ・イノベーション・ラボ

 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」と共に沖縄県内を盛り上げようと、放送開始の11日に合わせて、産学官民連携組織「ちむどんどん沖縄実行委員会」が発足した。ドラマと連動しながら、沖縄の食や観光、文化などに関する情報や魅力をインターネットやSNS、各種イベントを通じて発信。2001年放送の「ちゅらさん」が後の沖縄ブームをけん引したように、コロナ禍で停滞する沖縄の活性化を目指す。

 実行委は「ちむどんどん沖縄~胸高鳴る沖縄の魅力を発信」をコンセプトに、県内の地銀や新聞社を中心に構成する。委員長にはおきなわフィナンシャルグループの山城正保社長と琉球銀行の川上康頭取が共同で就任し、沖縄県も玉城デニー知事が顧問となるなど連携して取り組みを支援する。今後、沖縄の観光PRや新商品の企画・販売促進なども計画している。

 問い合わせは同事務局☎098(860)0960。公式サイトはhttps://chimudondon.okinawa/