カット野菜を勤務先に毎週配達 ワイズバンクが定額制サービス開始


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ワイズバンクの奥浜正樹社長=11日、那覇市泉崎の琉球新報社

 システム会社ワイズバンク(宜野湾市、奥浜正樹社長)は4月から、カット野菜の定額制サービス(サブスクリプション)を始めた。

 下処理の手間が省け調理が簡単な切り立て野菜を、利用者の勤め先に毎週1回届けるサービス。炒め物用セットと、カレーや肉じゃが用のセットがあり、料金は月額1399円から。

 SDGs(持続可能な開発目標)の一環として、勤め先に直接届けることで車で買い物に行く際の排出ガス削減が期待できるほか、注文が入ってから商品を梱包(こんぽう)するためフードロスの解消にもつなげる。

 現在は那覇市、宜野湾市、西原町が配送区域だが、順次拡大する。奥浜正樹社長は「個人でも法人でも、SDGsをもっと身近に感じ、大量消費大量廃棄の時代を見直してほしい」と語った。

 サービスの申し込みや詳細はhttps://kiritate831.com/から。
 (與那覇智早)