ハラスメント防止条例早期制定へ 豊見城市長がHPで表明


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山川仁豊見城市長=2021年11月

 【豊見城】沖縄県豊見城市の山川仁市長は4月28日、市のホームページ上で、ハラスメント防止条例の早期制定に取り組むことを発表した。山川市長は同日、記者団に対し、6月、9月のいずれかの定例会を視野に、年内に市議会へ条例案を提出する方針を示した。

 条例制定は3月30日の「市ハラスメント事案に関する第三者委員会」の提言を受けての対応。同委員会は議員によるハラスメント防止に関する政治倫理条例制定や外部相談窓口の設置、定期的なアンケートの実施なども提言。「(市長らによる)パワーハラスメントに該当する事実が認定できなかったとしても、多くの職員から指摘があることは重大な事実として受け止めなければならない」と指摘した。

 これらを受け、山川市長はハラスメントのない職場環境に向け、「反省すべき点は反省し、改善すべき点は改善していきたい」とホームページ上でコメントした。

(照屋大哲)