危険除去停滞あってはならない 承認取り消しで佐喜真宜野湾市長


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翁長雄志知事が埋め立て承認を取り消したことについて「危険性除去の停滞があってはならない」と述べる佐喜真淳宜野湾市長=13日午前11時42分、宜野湾市役所

 【宜野湾】宜野湾市の佐喜真淳市長は13日午前、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設計画をめぐり、翁長雄志知事が前知事による埋め立て承認を取り消したことについて「普天間の危険性除去が停滞することがあってはならない。政府も県もしっかり協議し、今後目に見える形で取り組んでほしい」と述べた。その上で「原点は街のど真ん中にある普天間飛行場が世界一危険だということ。着実に前に進めてほしい」と強調した。

 取り消しが移設問題に与える影響については「これからの流れを注視していきたい」と述べた。【琉球新報電子版】