【ちむどんどん第59話】家族団らんが描かれるあの場所 沖縄伝統家屋の間取り 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
沖縄の風土に合わせた間取りが残る、国指定重要文化財の「中村家住宅」

 ちむどんどん第59話は、路上で和彦(宮沢氷魚)に口づけを迫る愛(飯豊まりえ)、偶然その場を目撃した暢子(黒島結菜)、応じようか迷っていたところ暢子と目が合う和彦、とドキドキの展開で幕を下ろしました。

 一方、やんばるでは、良子(川口春奈)が誤った生徒指導をしてしまったことに落ち込んでいました。

 比嘉家では、ふさぎ込む良子に歌子(上白石萌歌)がやさしく寄り添い、励ますともなしにエールを送ります。

 家族団らんがいつも描かれる比嘉家、沖縄伝統家屋の間取りが、なんとも郷愁を誘います。

 沖縄伝統家屋は主に、一、二番座、そして裏座の間取りです。仏間を前に、暢子たちが食事をしたり、家族の団らんやどたばたが描かれたりするあの空間は、二番座にあたります。三線が立てかけられ、掛け軸があるのが一番座、歌子の寝室などプライベートな空間が裏座と呼ばれます。

 一、二番座はできるだけ南向きにし、風通しをよくするために表戸は玄関も台風などの時以外はほとんど開け放たれています。


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

▼ちむどんどんってどんな意味?

▼復帰前の沖縄、映画館と遊園地はなかった?

▼意味深な民俗学者の一言「19年の空襲で…」って?

▼「とうしんどーい!」って何? 沖縄県民には結婚式や旧盆でおなじみの曲

▼「まーさん」と言えば…ピンクと黄色のあのマーク?