ちむどんどん第59話は、路上で和彦(宮沢氷魚)に口づけを迫る愛(飯豊まりえ)、偶然その場を目撃した暢子(黒島結菜)、応じようか迷っていたところ暢子と目が合う和彦、とドキドキの展開で幕を下ろしました。
一方、やんばるでは、良子(川口春奈)が誤った生徒指導をしてしまったことに落ち込んでいました。
比嘉家では、ふさぎ込む良子に歌子(上白石萌歌)がやさしく寄り添い、励ますともなしにエールを送ります。
家族団らんがいつも描かれる比嘉家、沖縄伝統家屋の間取りが、なんとも郷愁を誘います。
沖縄伝統家屋は主に、一、二番座、そして裏座の間取りです。仏間を前に、暢子たちが食事をしたり、家族の団らんやどたばたが描かれたりするあの空間は、二番座にあたります。三線が立てかけられ、掛け軸があるのが一番座、歌子の寝室などプライベートな空間が裏座と呼ばれます。
一、二番座はできるだけ南向きにし、風通しをよくするために表戸は玄関も台風などの時以外はほとんど開け放たれています。