沖縄県は5日、新型コロナウイルスの新規陽性者5720人(前日5050人)を確認したと発表した。前週金曜日の5253人と比べ467人増え、過去3番目の多さ。金曜日としては最多となった。陽性者の累計は38万4610人。病床使用率は84.0%(前日85.6%)、重症者用の病床使用率は38.7%(同43.5%)。1人の死亡が報告されたほか、新たにクラスター2例が確認された。
亡くなったのは那覇市の90代女性。亡くなった人の累計は516人となった。
米軍関係者の新規陽性者数は76人(前日114人)で、累計は1万9716人。
県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は2390.65人で、133日連続で全国ワースト。2位は福岡県1671.26人、3位は東京都1653.50人、全国平均は1169.14人。
入院調整中は5843人(前日5444人)、宿泊施設療養中は528人(同511人)、自宅療養中は3万3818人(同3万4745人)。入院中は640人(同652人)、うち重症は24人(同27人)。療養中の患者の合計は4万1022人(同4万1594人)。
(いずれも速報値)
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