政治

沖縄の玉城知事、国に安全確保を要請へ 波照間近海のEEZ内に中国ミサイル

波照間島の海岸線(2017年撮影)

 中国人民解放軍による4日の軍事演習で、沖縄県波照間島近海の排他的経済水域(EEZ)にミサイル5発が着弾した事態を受け、玉城デニー知事は週明けにも住民生活の安全確保を政府に要請する。玉城知事は5日、報道陣に「要請を行うべきであると検討し、部局に指示を出している。要請の手法についても検討している」との方針を示した。

▼玉城沖縄知事「一歩間違えれば甚大な被害」 政府を通じ中国側に演習中止求める考え

 県は5日朝、軍事演習に関する情報を収集し、台湾に近い与那国町長と竹富町長に説明した。同日午後には県危機管理対策本部会議の幹事会を開催。政府から十分な情報提供がなかった両町長からの要望を受け、情報伝達や注意喚起の在り方などを議論した。7日までの軍事演習の動向を受け、定期的に幹事会を開催する方針だ。嘉数登知事公室長は「地元に対して可能な限り正確な情報を提供していきたい」と述べた。

(梅田正覚)

▼中国、台湾沖にミサイル11発発射 日本のEEZ内に5発落下

▼【識者談話】米中の衝突回避に対話が不可欠 ペロシ氏の台湾訪問

▼「漁の自粛を」与那国漁協が組合員に呼び掛け 町議会は抗議決議の動き

▼国境の島、偶発的な軍事衝突に懸念高まる 中国軍の演習区域は与那国島の漁場から50キロ

▼<社説>米下院議長の訪台 これ以上波風を立てるな



関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス