10月23日投開票の那覇市長選に向けて、市政与党の「オール沖縄」勢力は16日、候補者選考委員会を開いた。翁長雄志前知事(前市長)の遺志を継いで誇りある沖縄をつくること、名護市辺野古の新基地建設に反対し玉城デニー知事を支えることを選考基準に、候補者として名前の挙がった人たちに立候補の意思があるか、近く確認することを決めた。
選考委ではこれまで翁長雄治県議、久場健護副市長、知念覚副市長、比嘉京子県議(五十音順)4氏の名前が挙がっている。さらに候補が増える可能性もあるという。知事選とのセットを見据えて知事選告示までの決定を目指す。
市政野党である自民の選考委では新垣淑豊県議、上里直司市議、知念副市長、西銘啓史郎県議の4人(五十音順)が候補に挙がっている。知事選告示までの市長選候補決定を目指している。
(伊佐尚記)