社会
沖縄の事件・事故

街頭演説中に薬きょう投げつけ、女性を書類送検 「選挙妨害するつもりなかった」 公選法違反容疑で沖縄県警と那覇署

選挙カーの前に散乱した薬きょうのようなもの=8月26日、那覇市の県民広場前

 沖縄県那覇市の県民広場で県知事選の街頭演説中に、チョウ類研究者の40代女性が複数の空包のような物を選挙カーに向け投げ付けた件で、那覇署と県警捜査第2課は公職選挙法違反(選挙の自由妨害)容疑で女性を12日付で那覇地検に書類送検したことが同日、捜査関係者への取材で分かった。

 女性はこれまでの琉球新報の取材に「2016年に返還された米軍北部訓練場跡地で見つけた未使用の空包を投げた」と説明し、世界自然遺産登録地の中に残る米軍基地由来の廃棄物問題を知ってもらうためだったとし、選挙を妨害するつもりはなかったなどと主張している。

 捜査関係者によると、女性の関係先を家宅捜索し、多数の空包のような物を押収した。投げ付けた物と合わせ、科学捜査研究所に鑑定を依頼し、火薬取締法違反容疑などの立件も視野に引き続き、捜査を進めている。

 発生当時、選挙カーに登壇していた自民党県連所属の県議らは、県議2人と運動員1人の胸や手に空包のような物が当たったとし「民主主義の根幹である選挙を、暴力によって妨害した」と発生翌日、那覇署を訪れ刑事告発している。


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