沖縄24市町村の議員選挙、投票率は平均62.07% 前回を4.36ポイント上回る <統一地方選>


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 沖縄県内統一地方選で24市町村の議会議員選挙は11日投開票され、全有権者に占める投票者の割合は62.07%で、前回2018年を4.36ポイント上回った。前回選挙のあった15市町村で投票率は上昇した。一方、トリプル選となった宜野湾市は投票率の上昇幅が最大、大宜味村は下落幅が最大になるなど明暗が分かれた。

 投票率の上昇幅が最も大きかったのは宜野湾市で、前回比10.65ポイント増の63.47%。史上初の県知事、首長、議員のトリプル選が底上げにつながったとみられる。同じくトリプル選となった大宜味村は最も下げ幅が大きく、前回比5.95ポイント減の74.48だった。投票率が最も高かったのは伊是名村で前回比0.27ポイント増の91.72%だった。沖縄市は前回より6.44ポイント伸ばしたものの、56.08%と最低だった。
 (比嘉璃子)