【動画あり】豊見城市長選 徳元氏が政策発表 地域の雇用創出に注力


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 【豊見城】10月9日投開票の豊見城市長選に立候補を表明している前市議の徳元次人氏(41)=自民推薦=が19日、豊見城市内で基本政策を発表した。「新たな富を生み出すまちをコンセプトに、全ての市民に寄り添った行政サービスを提供する」と訴えた。重点政策にはインフラ整備による収入増、英語教育への特化、都市公園増設の三つを掲げた。

 目玉施策として、豊見城総合公園に5階建ての複合施設「森(むい)の風(かじ)テラス」を建設する構想を盛り込んだ。老朽化した市立中央公民館や市社会福祉協議会の機能を有し、付帯施設としてレストラン、マンションなども備えるという。

 子育て支援や教育、高齢者福祉施策には、室内型公園の整備、給食センターの分離・建て替え、健康促進のためのパークゴルフ場事業の早期実現などを挙げた。経済施策では、地域雇用創出と若年層の失業率改善などを示した。

 市長選には2期目を目指す現職の山川仁氏(47)=共産、立民、社民、にぬふぁぶし推薦=と、NPO法人理事の辻内岳晴氏(42)が立候補を表明している。
 (照屋大哲)

政策を発表する徳元次人氏=19日、豊見城市のTOYOSAKIプラットフォームセンター