【宜野湾】コロナ禍や物価高騰で家計への圧迫が続く中、沖縄県宜野湾市長田区自治会(佐藤堅太郎会長)は、12日から子育て世帯や70歳以上の高齢者がいる世帯に米を配布した。赤い羽根募金の助成を受けて18万円の予算を活用し、3キロの米と2キロの無洗米を73袋ずつ、合計146袋配布した。
対象は長田と志真志在住の人。小学校を通じてメールでも告知し、多くの人が公民館を訪れ、米を受け取っていた。
3人の子育てをする小橋川未沙希さん(34)は「学校のアプリで配布を知った。たくさん食べる小学生2人と保育園生1人がいるので、すごい助かる」と笑顔を見せた。
米の配布は昨年も行った。佐藤自治会長は「昨年はコロナ禍もあったが、今年は物価も上がっていて生活への負担が大きくなってきている。負担軽減になれば」と説明した。
(島袋良太)