沖縄コロナ394人、5人死亡 中部の病院でクラスター(10月7日朝まとめ)


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は6日、10歳未満から90歳以上の394人の新型コロナウイルス感染と、80代~90歳以上の5人の死亡を発表した。死亡者は累計743人。中部保健所管内の病院でクラスター(感染者集団)が発生し、患者と職員14人の感染が確認された。現在は収束している。

 >>玉城知事、4回目を接種「ワクチン接種は最新の状態に」 

 死亡が発表された5人のうち4人に基礎疾患があった。1人は基礎疾患があるか不明。ワクチン接種歴は4回が1人、3回が3人、不明が1人。5人のうち3人は施設に入所中で、1人は別の疾患で医療機関に入院中、1人は自宅で生活しており、感染後に入院した。

 施設内療養者は109人で、全て高齢者施設での療養者。酸素投与中は3人で全て高齢者となっている。病院クラスターは9月23~29日に患者8人、職員6人の感染を確認した。

 県は8日から、県中部接触者PCR検査センター(県総合運動公園中央口駐車場)と、県南部接触者PCR検査センター(南城市公共駐車場)の運用を平日のみに限定する。検査時間は午後1時~6時。問い合わせ先のコールセンターは日曜日を休みとする。検査センター利用者は7月と8月は2万5千件を超えたが、9月は7300件程度で減少傾向にあるためという。 
(中村万里子)

【関連記事】
▼沖縄でケンタウロス2例目確認(10月6日朝まとめ)

▼122店舗に過料決定 コロナ緊急事態宣言中に営業 20万~25万円支払い命令

▼沖縄県、部活制限を終了 医療非常宣言解除、会食は緩和

▼10、11月に沖縄を訪れる国内観光客、コロナ前超えの見通し

>>ひと目で分かる沖縄の新型コロナ最新情報