「ハンド王国」の実力証明 神森中男子ハンドボール部、全国2冠を浦添市長に報告


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【浦添】全国中学校体育大会のハンドボール競技で優勝し、春の全国大会と合わせて2冠を達成した神森中の男子ハンドボール部が9月29日、浦添市役所に松本哲治市長を訪ね、春夏連覇を報告した。松本市長は「実力で日本一を勝ち取ったことを連覇で証明した。これからもハンドボールプレーヤーとして活躍し、五輪代表、そして琉球コラソンの選手として活躍することを願う」と激励した。

全国2連覇を達成した神森中男子ハンドボール部のメンバーら=9月29日、浦添市役所

 15人の選手のうち8人が市役所を訪れ、東江功子校長や山内昌悟監督が同席した。7人はJOCジュニアオリンピック出場に向けた準備のため欠席した。生徒を代表してあいさつした普久原朝日さん(3年)は「春に優勝して追われる立場となり、いろんなチームから研究され全国大会では初戦から苦しんだが、最後まで全力で戦った。決勝では練習でやってきたことの成果を発揮して勝利できた」と大会を振り返った。

 山内監督は「男子ハンド部の強さは選手層の厚さで、誰かが途中出場してもチーム力が落ちない。全国では苦しい場面があったが最後まで戦い抜いた」と選手らの頑張りをたたえた。
 (吉田健一)