辺野古ゲート前、100人超座り込み 工事車両の出入り確認されず


この記事を書いた人 謝花 稔
キャンプ・シュワブゲート前で新基地建設阻止を訴える日本山妙法寺の平和祈念行脚=24日午前10時すぎ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では24日午前、普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民ら約100人以上が座り込みを行っている。工事車両などが基地に出入りする様子は確認されず、座り込みテントでは県内外各地から駆け付けた参加者が自己紹介でマイクを回したり歌を披露したりして、新基地建設に反対の声を上げた。

 辺戸岬から摩文仁まで縦断中の日本山妙法寺の僧侶らの沖縄平和祈念行脚団(武田隆雄団長)は、午前10時すぎにシュワブゲート前に到着し、お経を唱(とな)えて基地撤去を祈った。武田団長は「非暴力不服従の沖縄の運動をさらに進めていこう」と呼び掛けた。
 【琉球新報電子版】