台北―那覇の直行便が再開、2年7カ月ぶり 中華航空、1日1往復


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中華航空の定期便再開で台北から到着し、歓迎を受ける旅行客ら=25日、那覇空港

 中華航空(台湾)は25日、台北(桃園)と那覇を結ぶ定期便の運航を2年7カ月ぶりに再開した。同日午前10時半ごろ、約100人を乗せた機体が那覇空港に着陸した。国際線到着口にキャリーバッグを持った旅行客らが姿を見せると、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の職員らが「めんそーれ」などと声を掛けて出迎えた。

 1日1往復で毎日運航する。台北から家族で訪れた旅行客は、沖縄訪問は2度目といい「コロナの期間中どこも行けなかったのでうれしい。3日間、那覇を中心に遊びたい」と語った。

 国際会議の帰りに搭乗した新垣通商(那覇市)の新垣旬子社長は「待ちに待っていた。台湾でも沖縄からの訪問を心待ちにしている」と、今後の交流活性化に期待した。
 (當山幸都)