声援受け4387人完走 3年ぶり尚巴志ハーフ


社会
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秋風を感じながら出走する尚巴志ハーフマラソンのランナーたち=6日午前9時ごろ、南城市佐敷兼久

 【南城】第19回尚巴志ハーフマラソンin南城市大会(主催・同実行委員会、南城市、市体育協会)が6日、同市文化センターシュガーホールを主会場に開催された。3年ぶりとなる同大会は、ランナーが秋風を感じながら難所の新里坂を上り、久高島を見ながらニライカナイ橋を駆け抜けた。沿道には多くの市民らがランナーに向けて声援を送った。

 今大会にはハーフ、3キロの2部門に計4808人が出走し、4387人が完走した。完走率は91・2%だった。ハーフ男子の部は大城直也さん(25)=糸満市=が1時間14分27秒で優勝を果たし、ハーフ女子の部はラディナ・レイ・ジャネルさん(36)=米国=が1時間27分07秒で1位に輝いた。

 大城さんは「7年ぶりに(同大会に)出場した。新里坂を上りきっての応援はとても励みになった。景色もきれいで走っていて気持ちが良かった」と笑顔で話した。 

  (金城実倫)