部活高2自死、部員と保護者への聞き取りが終了 第三者再調査委員会


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 部活動の顧問から執拗(しつよう)な叱責(しっせき)を受け、2021年1月に沖縄県立コザ高校2年(当時)の運動部男子生徒が自ら命を絶った問題で、第三者再調査委員会(委員長・古堅豊弁護士)は9日、非公開の第11回会議を那覇市の県自治研修所で開いた。男子生徒が所有していたスマートフォンのデータ解析について、どのような内容を調査すべきか話し合った。この日結論は出ず、今後の会議で引き続き議論される。

 当時同じ部活動に所属していた部員とその保護者、計5人の聞き取り調査は終了した。前回の委員会で決定した、顧問の同僚教員への調査は、県教委へ教職員名簿の提供を求めている。調査項目については作成が終了している。

(嘉数陽)