那覇地検名護支部などが入る名護地方合同庁舎
那覇地検名護支部は21日までに、野菜を仕入れたように装い、虚偽の仕入れ表を提出するなどし、現金計約316万円をだまし取ったとして、詐欺罪で恩納村の農業生産法人「かりゆし福寿ファーム」の元取締役で、造園作業員(52)=同村=を起訴した。16日付。地検は認否を明らかにしていない。
起訴状によると、2016年1月~22年3月、野菜を仕入れたように装ったり、農家から立て替え払いで購入したように装ったりして、虚偽の仕入れ表や領収書を提出するなどして現金計約316万円をだまし取ったとしている。