石川署は22日、領収書を偽造するなどして野菜を仕入れたように装い、恩納村の農業生産法人「かりゆし福寿ファーム」のグループ会社から現金計約353万円をだまし取ったとして、同社の元取締役で、造園作業員(52)=恩納村=を詐欺容疑で再逮捕した。署は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
再逮捕容疑は2016年1月15日~21年1月6日の間、野菜生産者名義の領収書を偽造するなどして現金をだまし取った疑い。
造園作業員は、野菜を仕入れたように装い、虚偽の仕入れ表を提出するなどして別に現金計約316万円をだまし取ったとして、16日に詐欺罪で起訴されていた。