沖縄県は30日、県内で新たに659人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。入院患者の増加に伴い、県は12月1日から本島圏域と八重山圏域の医療フェーズを4に引き上げると発表した。
年代別の新規感染者は30代が108人と最多で、続いて20代97人、10代91人、50代82人、40代79人などとなっている。重症化リスクのある発生届け出対象者は120人だった。
入院患者は160人で県全体の病床使用率は25・6%。圏域別の病床使用率は本島26・8%、宮古8・1%、八重山25・0%だった。
医療フェーズは本島が3B(確保病床286)から4(同421床)へ、八重山が2(同12床)から4(同28床)へと変更となる。
(嘉陽拓也)
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