大宜味村産のそば粉でそば打ち体験 風味や魅力を堪能「和そばもいいね」 沖縄・大宜味


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楽しくそばを打つ参加者ら=17日、大宜味村江洲公民館

 【大宜味】沖縄県大宜味村産そば粉そば打ち体験会が17日、村江洲公民館であった。村蕎麦生産組合の平良幸太郎会長が講師を務めた。村がそば栽培の取り組みを始めた経緯や、そば打ちの魅力について簡単に説明した後、グループごとにそば粉をこねて伸ばし、パスタマシンで切り、ゆで上がったそばをおいしく食べた。

 ファーマーズフォレスト、道の駅おおぎみ、やんばるの森ビジターセンターが主催した。うるまなびマルシェ×おおぎみりょく学びステーションの「特産品で彩る年末年始企画」の一環として行われた。

 恩納村から夫婦で体験に参加した男性(76)は「沖縄そばもいいが、そば粉を使った和そばもいい。初めて作ったが風味がありとてもおいしい」と満足した様子で話した。

 名護市から母親と参加した9歳と5歳のきょうだいは「平たくしたそばを機械(パスタマシン)に入れたら、細い麺が出てくるところが面白かった。また作ってみたい」とおいしそうにそばをすすった。

 この時期は11月に植え付けたそばが開花を迎えるとのことで、江洲公民館近くのそば畑で花見を楽しむ人の姿もあった。

(安里郁江通信員)