沖縄コロナ感染399人 前週比104人増 自宅療養も増加傾向(12月27日朝まとめ)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は26日、県内で10歳未満から100歳以上の399人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日と比較して104人増加した。感染者数の増加に伴い自宅療養者数も増加している。20日に報告されたクラスターの追加感染も報告された。

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 年代別に見ると30代が80人、40代が68人、10代が67人、20代が61人となっている。入院中は243人で、そのうち重症は6人だった。圏域別病床使用率は本島が38・3%、宮古が19・7%、八重山が13・9%、県全体が35・3%だった。

 感染者数の増加に比例する自宅療養者数は25日から114人増加した。1週間単位の感染者数の増え幅が22日ごろから大きくなり、自宅療養者も比例して増加している。

 20日に発表された県立精和病院のクラスターで新たに13人の感染が発表された。

(金盛文香)


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