五輪でバドミントン金の髙橋さん、姉妹で指導 小中学生162人が参加 那覇の県立武道館


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ゲーム形式の練習で子どもたちにプレーを見せる高橋礼華さん(手前)と妹の沙也加さん(奥)=14日、那覇市の県立武道館アリーナ

 リオ五輪のバドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した髙橋礼華さんが14日、那覇市の県立武道館で小学生・中学生を対象に県内クラブ・琉球BULLFIGHTSが主催した講習会に招かれた。髙橋さんは昨年の世界選手権に出場した妹の沙也加さんと共に参加。ラケットの握り方などの基礎からクリアやカットなどを実演しながら午前と午後、計162人の子どもたちに伝えた。

 くじで選ばれた生徒や琉球BULLFIGHTSの選手とゲーム練習も行った。くじで選ばれ、髙橋さん姉妹と対戦した島袋いおり・新門二葉組(越来中2年)は「次のプレーへの準備が速く、どこを狙ったらいいか分からなかった」と振り返り、「学んだことを吸収して、今後のプレーに生かしたい」と話した。

 沖縄での指導が初めてという髙橋さん。「自ら楽しんでやってくれて感謝です。毎年でも来たいくらい楽しかった」と笑顔。そして「沖縄からオリンピアンやメダリストが出てほしい」と期待を込めた。

(屋嘉部長将)