社会

「悲鳴が聞こえた」 20センチの隙間から女児転落 事故前、手すりにまたがる姿も 沖縄・浦添パルコ

女児が転落したとみられる4階に差し掛かるエスカレーターの手すりと幅21センチほどの隙間=21日、浦添市のサンエー浦添西海岸パルコシティ

 沖縄県浦添市のサンエー浦添西海岸パルコシティで21日午後、上りエスカレーターに乗っていた外国籍の女児(7)が4階付近から1階に転落した。女児が落ちたのは、エスカレーターと壁の約20センチの細い隙間だった。隙間には転落防止用のネットは設置されておらず、事故後も、エスカレーターは通常通り運用されていたという。  

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 家族連れなど多くの客でにぎわう中、事故は起きた。目撃した施設の男性スタッフは「悲鳴が聞こえたので見ると、エスカレーターの隙間から女児が落下した。こんなことが起きて、ショックだ」と話した。

 店舗4階に設置された防犯カメラには、転落前、女児がエスカレーターの右手すりに、うつぶせでまたがる様子が映っていた。事故後、複数の関係者や県警職員、米軍の憲兵隊員が、女児が転落したエスカレーター付近などを調べる様子が見られた。

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