社会
沖縄の事件・事故

診察装い女性患者の胸を触る…医院の男性院長を逮捕 沖縄県警、準強制わいせつ容疑 患者から同様の被害訴え

 診察中に女性患者の胸部を触ったなどとして、沖縄県警が準強制わいせつ容疑で沖縄本島中部の医院の院長を務める70代男性医師を逮捕したことが23日、関係者への取材で分かった。院長は「医療行為だ」などと話し容疑を否認しているという。同様の被害訴えが別にもある。同病院は琉球新報の取材に「お答えできることはない」と回答した。

 関係者によると、男性院長は今月、診療時間中に患者の女性と2人きりの状態になり女性の胸を触った。職員らが女性の拒む声を聞き、異変を察知。院長は医療行為を装ってわいせつな行為に及んだとみられる。県警は病院関係者から話を聞き、当時の状況などを詳しく調べている。

 数年前に同院を利用した30代女性は、健康診断で訪れ、院長からわいせつ行為を受けたと明かす。「『もしもーし』などと声を出しながら胸に聴診器を当てられ、もう片方の手で複数回乳房を触られた。気持ち悪かった。触る必要性を感じなかったが、医者と患者の立場から何も言えなかった」と憤る。わいせつ被害との認識はあったが、夫にも打ち明けることはできず、被害届も出せず、泣き寝入りするしかなかったという。

 同院で勤務経験がある女性によると、院長は若い患者が来院すると、たびたび、診察室などで1対1の時間をつくった。患者からは「抱きつかれた」などとする訴えがたびたびあった。院長は院内で絶対的立場にあり、周囲が意見を挟むようなことはできなかったという。

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