
沖縄国税事務所は25日、所得税約8500万円を脱税したとして、沖縄市の内装業男性(59)と従業員の妻(52)を所得税法違反の疑いで、那覇地検にそれぞれ告発したと発表した。告発は2022年6月2日付。
夫妻は共謀の上、17~19年分の確定申告で売上金額の一部を除外し、所得合計約2億1700万円を隠して所得税約8500万円を脱税した疑い。沖縄国税事務所は租税犯罪の予防や納税意識の向上を目的に、17年6月から告発した全ての事案を公表することにしており、今回で5件目となる。
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