食品ロスや医療現場の人手不足…社会の課題解決で高校生が活動報告 マイプロジェクト沖縄サミット


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 全国高校生マイプロジェクトアワード沖縄県サミット(全国高校生マイプロジェクト沖縄県実行委員会主催、OKINAWA SDGsプロジェクト、全国高校生マイプロジェクト実行委員会共催)が5日、那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで開かれた。県内の高校生の6チームが食品ロス問題や医療現場の人手不足など、社会の課題を解決するために取り組んでいるプロジェクトを発表した。社会人サポーターが助言した。

全国高校生マイプロジェクトアワード沖縄県サミットに参加する県内の高校生ら=5日、男女共同参画センターてぃるる

 八重山高校のメンバーは、規格外野菜を販売する無人販売所に着目した「農家お助けプロジェクト」を発表した。農家のニーズを聞き取り、過去に設置した無人販売所のリメークに取り組んでいる。お客さんを引き寄せるため、販売所の見た目を目立たせるなど工夫を重ねている。

 社会人サポーターのOrgaNectの島袋優さんは「農家のニーズはよく聞き取っている。買う人のニーズも聞いて野菜が売れるようになれば、協力農家も増えるかもしれない」とアドバイスした。
 (中村優希)