豊見城市の「市鳥」が決まる!8種から選ばれたのは? 沖縄


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豊見城市の市の鳥に制定されたクロツラヘラサギ

 【豊見城】豊見城市は1日、市の鳥に「クロツラヘラサギ」を制定した。徳元次人市長が5日、漫湖水鳥・湿地センターで発表した。市は選定理由として、市の三角池や漫湖などに毎年飛来し身近な鳥であることなどを挙げた。

 市制施行20周年を機に、自然に思いを巡らせ市が未来に羽ばたくシンボルとすることを目的に、昨年11月に市の鳥制定アンケートを実施した。

 8種の鳥から選ぶもので、市内外から693件の回答が集まった。集計の結果、369票(53%)を獲得したクロツラヘラサギが選ばれた。アンケートには投票理由として「市の水辺の自然が象徴される」「くちばしがかっこいい」「(豊見城の)ゴミ袋にデザインされていたので、てっきり市の鳥と思っていた」などの意見が寄せられた。詳細は市のホームページで公開している。

 市は今後、環境教育や観光資源などに活用していく。徳元市長は「市の魅力を発信するシンボルとして、県内外にPRしたい」と述べた。
 (照屋大哲)