「海から豚」に寄付相次ぐ 「功績、次世代に」うるま市商工会


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新垣秀彦委員長(左から2人目)に寄付金を贈呈するうるま市商工会の新垣壮大会長(同3人目)

 【うるま】うるま市商工会の新垣壮大会長らは10月29日、「海から豚がやってきた」記念碑建立実行委員会の新垣秀彦委員長に対して、寄付金25万円を贈呈した。来年3月上旬にはうるま市民芸術劇場に記念碑を建立する予定。寄付金は同日までに目標額(500万円)を超える約690万円が集まった。

 沖縄戦後、食糧難に直面した県民を救うため、ハワイの県系人が豚550頭を沖縄に贈った功績を後世に継承する事業。豚は米軍ホワイトビーチに到着した。
 新垣会長は「本来なら到着の地うるま市が中心になって進める事業なのでありがたい。ハワイ県系人の功績を次世代につなげたい」と話した。
 新垣委員長は「企業や個人から多くの寄付金を頂き感謝する」と礼を述べた。