
沖縄県内3市2町1村の新築工事現場に侵入し、建築作業用の電動工具類(128万円相当)などの窃盗を繰り返していたとして、嘉手納、沖縄、うるま、石川、名護の5署と県警捜査3課は16日、窃盗と建造物侵入などの容疑でうるま市の無職の男(44)=窃盗と建造物侵入の罪で起訴=を摘発したと発表した。「生活費のためにやった」と容疑を認めている。
被告は夜間に本島中北部の新築工事現場などに忍び込みインパクトドライバーなどの工具類を盗んだとして、16件の窃盗事件に関与したとみられる。現場周辺の防犯カメラ映像で同被告が浮上した。同被告宅の家宅捜索で工具類110点が押収され、工具類の一部をインターネットで販売した履歴が見つかった。