浦添ふ頭、新港ふ頭を新たに埋め立てへ 那覇港の港湾計画を改定 那覇港管理組合


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 那覇港管理組合は29日までに、那覇港港湾計画を改定したと発表した。物資の取扱量増加や船舶の大型化に対応するため、新港ふ頭を71ヘクタール、浦添ふ頭を106ヘクタールそれぞれ新たに埋め立てる。新たな埋め立てや岸壁整備によって物流空間を沖合に展開し、RORO船(貨物を積んだ車両や荷台ごと輸送する大型船)が安全に利用できる環境を確保する。浦添ふ頭にはRORO船のほか、クルーズ船も接岸できる岸壁が新たに整備される。

 改定は2003年以来、20年ぶり。計画されたものの全てが整備されるまでには15年以上かかる見通し。
 (梅田正覚)