浦添市の児童送迎バスに置き去り防止装置を寄贈


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送迎用バス置き去り防止装置を寄贈したダイナ商事の友寄芳乃社長と、「置き去り防止対応バス」のステッカーを貼る松本哲治浦添市長=4日、浦添市の市水道局

 浦添市は4日、送迎用バス置き去り防止装置の贈呈式を市水道局で開いた。市内に本社を置くダイナ商事(友寄芳乃社長)が同装置2台を市に寄贈した。装置は市こども未来部が所管する児童福祉マイクロバス「ふくちゃん」と「うらちゃん」に設置した。

 置き去り防止装置はTCI社製で、エンジン停止後、バス後方に設置した下車確認ボタンを押すまで音声で車内の確認を促す。ボタンが押されなければ、ボンネット下に設置したスピーカーからブザーで車外に警報音が流れる。社内に取り残された場合に備え、ブザーを作動させる非常ボタンも一緒に設置した。

 昨年発生した、バス置き去り事故で亡くなった園児と、同年代の子を持つ友寄社長は「事故のニュースを見て、バス置き去り防止装置の取り扱いを決めた。安全対策をし、同じ悲劇が起こらないように願う」と話した。

 幼児の置き去り事故が相次いだことを受け、国土交通省は2022年12月に「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」を策定し、23年4月から幼稚園や保育所、認定こども園など全国約4万台のバスに、安全装置の設置を義務化している。(藤村謙吾)