キューバのエネルギー鉱山省のハビエル・ルベン・シド・カルボネル副大臣らが11日、県庁に安慶田光男副知事を訪ねた。一行はJICA(国際協力機構)の協力を得て再生可能エネルギー導入可能性などを探るため来日しており、宮古島や沖縄本島で太陽光設備やバガス発電設備を視察する。
カンボネル氏は「キューバは大変小さい島だが、エネルギー、電力に関して独立したシステムにしたいと考えている」と述べた。安慶田副知事は来年、世界のウチナーンチュ大会が開催されることに触れ「キューバの産業や実情を沖縄で発表する機会をつくり、交流の親善の絆にしたい」と意欲を示した。【琉球新報電子版】