陸自ヘリ事故で海保、不明者の捜索終了 自衛隊による活動は継続


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陸自ヘリが行方不明になった宮古島市の海域で捜索してきた海上保安庁の巡視船=6日午後7時ごろ

 陸上自衛隊のヘリコプター事故で、海上保安庁による宮古島付近での行方不明者の捜索が21日、事実上終了した。今後は通常の哨戒活動の際に現場海域で確認に当たる。22日、海保への取材で分かった。事故が起きた6日以来、自衛隊と海保は連携して捜索。自衛隊による活動は継続する。

 第11管区海上保安本部によると、21日午後7時ごろの日没をもって専従態勢での捜索を終了した。海保はこれまで延べ48隻の巡視船と、同15機の航空機を投入した。

 坂本雄一前第8師団長(55)ら10人が乗ったヘリは6日午後3時46分、宮古島の航空自衛隊宮古島分屯基地を離陸し、10分後に洋上でレーダーから機影が消えた。

 これまでの捜索で、機体の胴体部分と6人が宮古島の西隣にある伊良部島北約6キロの水深約106メートルの海底で見つかったが、残る4人の行方は分かっていない。自衛隊は、深い海での活動を可能とする「飽和潜水」と呼ばれる特殊技術を活用して5人を引き上げ、いずれも死亡を確認。うち身元が判明した坂本氏ら3人の氏名を公表した。

(共同通信)