リゾ婚 最多1万8430組 22年県内 47%増、海外は15組


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 県文化観光スポーツ部は26日、2022年の「沖縄リゾートウエディング」の実施組数が前年比47%(5890組)増の1万8430組で、過去最多だったと発表した。新型コロナウイルスの影響で途絶えていた海外カップルも2年ぶりに戻り、15組が沖縄を訪れた。 (1面に関連)
 リゾートウエディングのための来県者数は約24万8千人で、推定経済効果は約334億円。平均参列者は前年比約2倍(12・9人増)の25・6人だった。
 チャペルウエディングが最も人気で、全体の55%を占めた。挙式なしに、沖縄の海や城跡などで写真を撮るフォトウエディングが42%と続いた。その他、ビーチやレストランなどでの挙式があった。
 10月の2951組が最も多かった。例年は需要が落ち込む夏場の挙式も増加し、年間を通して需要の高まりが見られた。
 内訳は、国内1万8415組、海外15組。調査は沖縄リゾートウエディングを取り扱う県内関係企業66社を対象に実施し、回答のあった47社の数値を集計した。 (與那覇智早)