きっかけは娘の琉球大への進学 辺野古反対、名古屋でコンサート 18組が出演


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
宮古民謡保存会の会主松川哲雄さん(左)と同会教師の崎山武治さん(右)=3日、愛知県名古屋市の若宮公園

 【愛知】愛知県名古屋市の若宮公園で3日、「第31回辺野古新基地反対コンサートin名古屋」(同実行委員会主催、浅野義高実行委員長)が開催され、趣旨に賛同する18組が出演した。約200人の観衆が出演者と辺野古新基地反対の思いを共有した。

 コンサートは、2016年から3カ月ごとに開かれている。きっかけは、事務局の神戸郁夫さん(68)が、娘の琉球大学進学をきっかけに沖縄に行くようになり、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ前の座り込みにも参加。日本政府が地元の反対を無視して沖縄に基地を押し付けていることを初めて知り、自分も何かしなくてはとの思いから始まった。「辺野古新基地反対コンサート」を仲間と始め、回を重ねるうちに参加者が増えていった。
 (古堅初子愛知県通信員)