台風3号、あす大東島地方が強風域に 沖縄地方の沿岸、波高く


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
台風3号の進路予想図(10日午前9時時点。気象庁HPより)

 強い台風第3号は10日午前9時現在、フィリピンの東をゆっくりした速さで北へ進んでいる。

 沖縄気象台によると、大東島地方では10日夕方ごろから風が強まり、11日朝から風速15メートル以上の強風域に入る見込み。最大風速17メートルを予想している。暴風にはならない見通し。

 中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速40メートル、最大瞬間風速55メートル。

 中心から半径130キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。中心の南東側500キロ以内と北西側390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 台風の影響で、沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴い、波が高くなる見込み。高波に注意が必要となっている。