
国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「W15柏大東建託オープン」が5~11日、千葉県の吉田記念テニス研修センターで行われた。ダブルスのリュー理沙マリー(具志川東中―沖縄尚学高―オクラホマ州立大出、フリー)・宮本愛弓(ローズヒルクラブ)組は決勝で、松田鈴子・虫賀愛央組に7―6、6―2で勝利し、優勝した。リューはシングルスで、準々決勝で伊藤あおいに1―6、4―6で敗れた。
リュー理沙マリーが宮本愛弓と組んだダブルスで、逆転勝利で優勝した。リューは「久々に宮本選手と組めて、優勝を狙えると思っていたのでほっとしている」と声を弾ませた。
第1セットは3―5とリードされたが「攻撃的な姿勢で一本一本集中していけた」と盛り返し、タイブレークにもつれ込む接戦を勝ちきった。第2セットはサービスゲームをブレークされるも、後方のリューがラリーで粘り宮本がポーチに出て決める、得意な得点の取り方がスムーズに決まった。6ゲーム連続で奪取し、勝利を呼び寄せた。
13日から別の大会が控えているリュー。「ダブルスも2週連続、シングルスも優勝したい」と意気込んだ。
(屋嘉部長将)
◇テニス 大東建託オープン柏(8日、10日・千葉県吉田記念研修センター)
▽女子ダブルス準決勝
宮本(ローズヒルTC)・リュー(フリー) 6―3,1―6,11―9 伊藤(フリー)・永田(島津製作所)
▽同決勝
宮本(ローズヒルTC)・リュー(フリー) 7―6,6―2 松田(ノアインドアステージ)・虫賀愛(名古屋LTC)