「過剰警備やめて」 海上保安部前で市民ら抗議


この記事を書いた人 金城 美智子

 【沖縄】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設計画をめぐり、市民ら約40人が25日午前11時、沖縄市海邦町の中城海上保安部前で集会を開き「海上保安庁は過剰警備をやめて」「海保の暴力許さないぞ」などと抗議の声を上げた。

 片岡希望さん(19)は「11月20日の抗議で首を絞められた。保安官は『仕事だから』と話していた。もう現場だけで争いたくない。きちんと話をしたい」などと呼び掛けた。「海保はマスコミへの広報で『制止するためだった』と説明したが、実際はうそだ」と憤った。
 冨田正史さん(63)は「抗議中に海に沈められた。市民を危険にさらすことは海保の仕事ではない」と話し、過剰警備をやめるよう訴えた。
【琉球新報電子版】