ハブにご注意 那覇署捕獲110番増加


この記事を書いた人 金城 美智子
ハブ捕獲機を手に注意を呼び掛ける那覇署員=27日、那覇署

 ハブ捕獲要請の110番通報増加を受けて那覇署は27日、ハブへの注意を呼び掛けた。同署への通報は8月は5件、9月は3件だったが10月7件、11月9件と増加傾向にあり、11月の件数は昨年の約2倍に当たる。通報の多くは家の敷地内の発見で、那覇市真地では押し入れにいたとの通報もあったという。

 同署はハブがすみ着かないよう(1)ハブが食べるネズミの餌となる残飯を捨てない(2)草を刈り、茂みを作らない(3)石垣を埋める―などの対策を呼び掛けた。
 ハブは冬眠せず、気温の変動によって動きが活発になるという。3日には、渡嘉敷島で長さ2メートルのハブが捕獲されている。【琉球新報電子版】