経済

シェラトン、沖縄再進出 来年6月、サンマリーナを大幅改装

シェラトンブランドとなる恩納村のサンマリーナホテル(2008年撮影)

 シェラトンなど世界的なホテルブランドを展開するスターウッドホテル&リゾート(本社・米国)は2日、沖縄へのシェラトンホテルの再進出を発表した。恩納村冨着にある「サンマリーナホテル」を大幅改装し、来年6月に「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」として開業する。シェラトンブランドの県内進出は1992年以来、24年ぶりとなる。サンマリーナホテルは総客室数200室。2017年には敷地内にタワーを新築し、45室を増やす計画も公表した。

 サンマリーナホテルを所有、運営する外資系ホテル会社イシン・ホテルズ・グループ(東京)との間で提携に合意した。引き続きイシングループがホテルを所有しながら、ホテルの運営やデザインをシェラトンホテル&リゾートが担う。
 スターウッドホテル&リゾートはロタ・ペール上席副社長のコメントとして「シェラトンブランドを再度沖縄に進出させるだけでなく、スターウッドの沖縄における新しいブランド戦略を示すものとなる」と発表した。イシングループのマイケル・ニギッチCEOも「沖縄は年々世界中の観光客から注目度が高まっている。スターウッドとの提携で、より質の高いホスピタリティーを提供できる」とコメントを出した。
 サンマリーナホテルは1987年に日本ゴルフ振興(大阪)が開業した。イシングループは2006年に不動産流動化事業のレーサムリサーチ(東京)から買収した。本島西海岸を眺望し、レストランや宴会・会議室、プールなども備える一方、開業から28年の築年数が経過していることもあり、世界的ブランドへの対応を機に大幅に改装する。
 シェラトンは1985年から北中城村でホテル(現EMウェルネスリゾートコスタビスタ沖縄ホテル&スパ)を運営していたが、92年に閉鎖していた。
 シェラトンホテルはスターウッドが展開する最大のブランドで、世界72カ国に440以上を運営する。6月発表の改革プラン「シェラトン2020」では、2020年までに全世界で150のホテルを新たに展開する構想を掲げている。