青と緑の2チームに分かれた参加者が、スマホの位置情報を活用して実際の街中を舞台に陣取り合戦を繰り広げるゲーム「Ingress(イングレス)」の沖縄大会が12日、那覇市内を中心に開かれた。国内外から約3千人(主催者発表)が参加。史跡や記念碑、ポストなど各地に存在する「ポータル」と呼ばれる拠点をバーチャル(仮想現実)上で取り合う激しい戦いを繰り広げた。
米検索大手・グーグルから独立したアプリ運営会社ナイアンティックが主催。イングレスの大規模な大会は国内では4回目。海外在住のプレーヤーと連携した陣地構築の試みも見られ、手に汗握る戦いが続いた。
イングレスは世界で1400万ダウンロードを記録するゲーム。ゲームを活用した地域活性化や観光振興の取り組みが全国各地で試みられている。